Z世代が抱くSDGsの想いをカタチにしたい。
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Z世代が抱くSDGsの想いをカタチにしたい。

湘南を拠点に関西・東海・アメリカに支部を持ち、主にSDGsに関する活動を続けるZ世代グループのNAMIMATI代表 齋藤 克希 さんにお話を伺いました。

― NAMIMATIを立ち上げたきっかけはなんですか?

NAMIMATIを立ち上げる前にビーチクリーン活動やボランティア活動によく参加していたんですけど、参加者に僕以外のZ世代は一人もいなかったんですね。
社会問題、特に環境問題は迫りきっている問題なのに、僕たちが興味ないのはどうなんだろう。

そういう子たちに環境問題に関心をもってもらいたい、僕たちZ世代が集まるような組織をつくろうと思ったのがきっかけです。だからこそ、環境問題に関心がない人を底上げしてあげることが、とても大切だと感じています。

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今までと同じような活動をしていてもZ世代は集まらない。Z世代の行動の本質を見抜く必要がある。


― 関西支部やアメリカ支部を立ち上げるなど、この1年半で急速にNAMIMATIの輪が広がってきています。なぜでしょうか。


今までのゴミ拾いは、「ビニール袋をもって、軍手を付けて、今日はこの海綺麗になりました」で終わるイメージが主流ですが、それだと、Z世代は集まりません。Z世代の一番の長所はどの世代よりもSNSに強いこと、SNSネイティブな人たちだと思っています。そこをもっともっと大切にしていかないといけない。違う土俵で新しく環境問題を伝えていかないとZ世代は集まらない。

では、ゴミ拾いにどうやったらSNSを目的として若い人たちが来てくれるんだろうと考えたときに、今までは、ビニール袋を使っていたけど、せっかくゴミを拾っているのに、ビニール袋を使うのはどうなのか、というところから始まって、廃棄されてしまうモルト袋(※)、かっこいい袋なんですけど、スタイリッシュにビニール袋の代わりに使って、見た目もよくしました。さらに、それってサステナブルなんですよね。そういうところが見た目だけでなく、参加者が本質もしっかり捉えてくれることに繋がってくれています。

その結果、圧倒的にZ世代が多く集まってくれて、80-90名が参加してくれました。来てくれた子たちがSNSを目的として来てくれるので、僕たちの発信だけではなく、みんなの総戦力で発信できました。活動が広がってきている理由はそこにあると思います。さらに、拾って終わりじゃなくて、拾ったものを何かに使っていくのが大切だと僕は思っています。

※モルト袋:ビールの原料として使うモルト(麦芽)などを入れるための麻製の袋

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― NAMIMATIの各支部のメンバーはもともと齋藤さんと面識があったんですか?

もともと知り合いではなく、SNSでアプローチしてくれた方がほとんどです。NAMIMATIを立上げて、一年半が経ちますが、今では100人規模の組織になりました。Z世代のSNSの力を再確認できたと思います。

NAMIMATIという街をつくれたらいい。

― 今後の展望について、野心的にどのような世界をつくりたいとかありますか?

サステナブルな人や仕組み経済が回る、居場所というよりもコミュニティを作れたらいいなと思っています。NAMIMATIのメンバーが起こしたCSR活動やビジネスなどが綺麗に回っていく。メンバーが人生を豊かにしていける志事(しごと)を見つけてくれること、体現してくれることが僕の最終ゴールです。そこから、社会に少しずつムーブメントを起こしていって、仕組みができていったら面白いと思っています。

SDGsは、このままのペースでは間に合わないと思っています。行政、企業、NPO、この3つがしっかり力を合わせて、セクターの概念を越える必要があります。

僕たちが、4つ目のセクター「トライセクター」を作れたらいいなと思っています。そうすることで、セクターの概念が壊れて、スピード感が上がっていって、大きな歯車が3つ重なるからこそ、いいところで担い合っていける、理想的な形だとなのかなと思っていて、そんな存在にNAMIMATIはなっていきたいです。

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自分の声って自分が一番聞いていると思うんですよね。言葉にすることが、当事者になっていく一歩なのかな。

― 身近な取組が、抽象的なSDGsに繋がっていく実感をもつためには、どうしたらいいですか?

コミュニティであったり、それを話すことができる場所で「私はこんなサステナブルな活動しているんだよね」って言葉にすることは、すごく大事だと思っていて。

月に一度でいいから、そうしたコミュニティに足を運んで「あなたがやっているサステナブルな活動ってなんですか」、「私は毎日お弁当箱を持っていています。結果的に、これだけ経費浮くし、環境にも優しいんですよ」と話をすることが大切だと思います。

まず、人って思いから入って、それが言葉に代わっていく。それを言い続けることで行動に変わっていく。その行動を継続することで結果が取れるものだと思っています。
その原点の思いを作ってあげる、そこの場を僕が作れたらいいなと、今話していて思いました(笑)

― SNSでNAMIMATIを知って、SDGsに興味を持ったけど、なにから取り組んでいいかわからない人に、なにかアドバイスはありますか?

まずは、知ること、興味を持つことが大切なのかと思っています。NAMIMATIのイベントに来てくれれば何かしら興味を持てるコンテンツがあると思います。オシャレであったり、本質であったり、色んな事が見えると僕は思っているので、ぜひNAMIMATIのイベントに足を運んでいただければ何か感じるものはあるかと思います。

― 最後に、今後について一言。

さらなる社会問題の解決のため、2021年11月下旬を目途に一般社団法人を設立します。今後も一つずつステップアップして志事に努めていきます。

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■齋藤 克希
NAMIMATI 代表。マリンスポーツなどを教えてながら海の魅力なども伝えている。その他、サスティナブルなインフルエンサーとしても活動。
■NAMIMATI
2020年7月28日設立。ビーチクリーンをはじめとした様々なイベントやプロジェクトを実施。これまでに、食イベント(Sustainable Food Market)、都内でのクリーンイベント、Inclusion Fes(#アスヲオモウ展)など実施。
公式サイト
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