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【取り組み紹介】日本ガイシの「100年前から、SDGs発想。」なSDGsアクション

「おうち時間」を「SDGsに触れる時間」にするため、“SDGsな”エンタメや、企業などの取り組みなどをご紹介していく「おうち時間でSDGs」。今回は、ジャパンSDGsアクションの公式パートナーである「日本ガイシ株式会社」の取り組み事例をご紹介します。

■今回SDGsの取り組みをご紹介する企業
日本ガイシ株式会社
1919年設立。独自のセラミック技術をコアテクノロジーとして、エネルギー、エコロジー、エレクトロニクスの領域で事業を展開するグローバル企業。環境貢献製品は売上全体の約62%を誇る。
HP:https://www.ngk.co.jp/

コンセプトは「100年前から、SDGs発想。」

日本ガイシはファインセラミックスを得意とする素材メーカー。創立から100年以上にわたり、電力の安定供給に不可欠な「がいし」を製造し、世界中の電力インフラを支え続けています。がいし製造で培った技術を発展させ、きれいな空気や水を守り、産業や社会の発展に貢献する数々のセラミックスを生み出し、時代が求める地球規模の課題の解決に取り組んでいます。

祖業の「がいし」製造のはじまりは、「社会のため」でした。

つまり100年前から、すでにSDGsの発想であったといえます。その後の事業・製品も、地球環境の保全や人々の暮らしに役立つものばかり。そんな日本ガイシのSDGsへの取り組みとはどのようなものなのでしょうか。

【事例1】世界の電力の安定供給を支える「がいし」

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■ターゲットとなるSDGsのゴール
7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに

「がいし」はライフラインである電力を、わたしたちの元に送り届けるために欠かせないもの。風雨に耐えながら長い年月の間、送電線を支え、鉄塔や機器の間を絶縁し、安全で確実な電力供給を世界中で支えています。

電力が普及し始めた当時の日本では、「がいし」を輸入品に頼っていました。「将来の日本の発展のために、がいしを国産化しなければ」という創業者の想いが発端となり、1919年に日本ガイシが誕生したのです。

世界的な人口増や開発途上国の都市化に伴い、エネルギー消費量はますます増加します。日本ガイシは超高圧・超高強度のがいしを世界に送り出し、「エネルギー効率の改善」に貢献します。

【この取り組みについてもっと知りたい方は、こちらをチェック!】

【事例2】地球環境を守る微粒子や分子を「わける」セラミックス

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■ターゲットとなるSDGsのゴール
3.すべての人に健康と福祉を|7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに

日本ガイシはセラミックスにフィルター機能を持たせることが得意。その技術・ノウハウがクリーンな空気やエネルギーに役立っています。

その代表的なものが、クルマの排ガスを浄化するセラミック製品です。たとえば「PM除去フィルター」は、ハイブリッドカーやディーゼル車の排ガスに含まれる有害な粒子状物質(PM)を除去し、クリーンなガスだけを通過させる機能を持ったフィルターで、通気性や耐熱性に優れていることから、地球のキレイな空気を守ると同時に、燃費の向上にも貢献します。

さらに、PMよりももっと小さな1ナノ(10億分の1)メートル以下の気体の分子を分離するフィルター「サブナノセラミック膜」も開発しています。天然ガスなどの混合ガスからCO2だけを瞬時にふるい分け、CO2を回収・再利用する仕組みに応用されます。地球温暖化の防止に貢献するイノベーションで、地球環境を守り続けることが伝わってきます。

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【事例3】暮らしをよりよくする電力を「ためる」セラミックス

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■ターゲットとなるSDGsのゴール
9.産業と技術革新の基盤をつくろう|13.気候変動に具体的な対策

日本ガイシはセラミックスの結晶をコントロールすることが得意で、蓄電池に応用し、サステナブルな暮らとその進化を後押しする新しい技術にも挑戦しています。

「NAS電池」は、ナトリウム(Na)と硫黄(S)、両電極を隔てる電解質にファインセラミックスを用いて、硫黄とナトリウムイオンの化学反応で充放電を繰り返すメガワット級の蓄電池。太陽光発電や風力発電といった天候に左右され不安定だけどCO2を排出しない再生可能エネルギーの安定供給を実現します。節電対策やエネルギーコスト削減、環境負荷低減、発電所や大規模工場のピークカットやピークシフト、離島のマイクログリッド、停電時のバックアップ電源や地域の防災(レジリエンシー)などにも役立てることができ、環境と暮らしの両面でSDGsに貢献します。

一方「EnerCera(エナセラ)」は、loTデバイスに搭載するセンサーや無線通信機能を動かす電源に対応する高耐熱・大容量のリチウムイオン二次電池。超薄型切手サイズの曲げられるパウチタイプと小型のコインタイプがあります。今後は世界中の暮らしの根幹となると言われるloTデバイスを、スムーズに活用させていくためには、安定的・汎用的に供給できる電源を確保することが重要になります。暮らしの中のいろいろなものに電源を供給できる「EnerCera」の技術は、小型IoTデバイスの進展を後押しします。

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持続可能な未来の実現へ向けたメッセージ

最後に、ご担当者にお伺いした、日本ガイシが抱くSDGsや持続可能な未来への想いをご紹介して終わりたいと思います。日本ガイシでは、今回ご紹介したもの以外でもさまざまな取り組みを行っていますので、気になった方は、ぜひホームページからチェックしてみてください!

■日本ガイシからのメッセージ
日本ガイシはセラミックスというキーマテリアルと、長年培ってきたキーテクノロジーを融合させることで、革新的なセラミック製品を生み出し、世界が直面するエネルギーや環境の課題に応えます。たとえば、パワー半導体用のウエハー材料は、シリコンでは機能に限界があり、次世代材料が求められています。その素材として有望な窒化ガリウム(GaN)で、高品質なウエハーの開発に成功しています。
日本ガイシグループ理念に掲げる私たちの使命は「社会に新しい価値を そして、幸せを」。地球環境を守り、人々の暮らしを支えるために、グローバル社会の期待に、先進の技術で、高付加価値の素材で応えていきます。

今後も、より良い未来づくりにつながる情報を発信していきます。Twitterもよろしくお願いします!

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いま、あなたがやっていること。それは、みんなの未来につながっていくこと。 みんなでSDGsアクションを実践して10年後の未来をもっとよいものにするための「情報」と「行動」が集まるノートです。企画・編集・運営:ジャパンSDGsアクション推進協議会 事務局